ローズ


”バラの香りが、

女性に自信と幸福感を与える香水のような、

とてもロマンチックな香りです。

調和とバランスを整え、

気持ちを明るく前向きにさせてくれます。

何千年も前からローズは歴史上の美女たちに使われてきました。”


〜YLのサイトより引用〜

 


私は、

旦那さまと、めくるめく快楽を生きる方向性としている。

 

 

そのために、

奥深い自分の闇にダイビングしたり、

ときに 泣きはらした目で朝を迎えたりしている。

 

 

そんなとき、

私に必要なものは、

女性の色気ではないか、、

と 思い至った。

 

 

私は、長い間

女性としての色気やエロを封印して

生きていたのだ。

 

 

その深層には、

自分の両親の投影がある。

 

 

 

 

 

母親の友人で、

離婚されており、

私の一個上の娘さんがいて、

スナックを経営して、

生計を立てている人がいた。

 

 

片田舎で、

そのお仕事をしているその女性は、

香水の匂いをぷんぷんさせ、

煙草をぷかぷか吸い、

当時はやっていた ソバージュの茶髪をなびかせ、

所帯じみた母とは、真逆の人だった。

 

 

父は、

娘の私からみても、

その人と仲良くする母を 嫌がっていた。

 

そして、

母は、

当時、昼は定食屋をやっていたその店を

手伝うようになった。

 

 

父は、

あきらかに 不機嫌だった。

 

が、そこには同居、とか。

母も若かったので、

外に出たい、とか。

なにか 幼い私には計り知れない想いが

あったのだろうと 推測する。

 

 

そして、とうとう母は

たまに、夜も手伝うようになった。

 

 

父は嫉妬深いほうだろう。

そして、そんな夜は、

父はとてもとても不機嫌になる。

 

 

でも、あの父からすれば、

相当我慢してたはずだ。

オトコたるもの、寛容でありたい、とか

思っていたのだろうか?

 

 

 

そんな夜、

事件が起こった。

 

 

母は、

私たちが寝る時間になっても帰ってこなかったのである。

 

 

 

父は、どんな想いだったのだろうか、、、

 

(たぶん)日付をまたいで、

少し酔っぱらって、

ご機嫌で帰ってきた母を

父は、思いっきりなぐりつけたのだ。

 

 

私は、暗闇の中、

一部始終を見ていた。

 

 

 

泣き崩れる母。

罵声を浴びる父。

 

 

そして、母は

泣きながら私の布団に入ってきた。

 

 

そこから、しばらくの間

家庭に険悪な空気を感じていた。

なぜか、、

私は、深く 私が悪い子だからこんなことになった。

ごめんなさい、ごめんなさい、、、、

と 自分を責めていたのを覚えている。

 

 

 

 

 

母親たるもの、

おんな になったらいけない。

 

 

 

このエピソードがすべてではないにしろ。

それでも、今、このエピソードを

大人になってはじめて 思い返している。

 

 

私は、

母親になったら、

色気を出したら いけないと思っていた。

女として 見られたらいけない、と。

 

 

 

そんななかで、とある女性との出会いは私にとって 衝撃であった。

 

 明らかに恋愛していますというオーラの方で、

独身女性だと思ってその方と話をしてみると、

お子さんが3人!!

一番上は、中学生だとか。

 

とてもじゃないが、3人のお子さんがいるようには

ひっくりかえっても見えなかったのである。

そして、 その姿を羨ましい、と思った。

私もこの方のように、色気がだせるのだろうか?

内面・外見ともに

このような艶がだせるのだろうか、、、、

 

 

 

 

したい

したい

したい

したい

 

 

ココロの声を聴いた。

 

 

 

私も 色気を出したい。

女性としていきたい。

母でも女性でありたい。

 

 

やってやる!!!!!!!!

 

 

 

コミット力は人一倍ある。(はず)

私はいのししのごとく猛進した。

 

 

そして、

そんな日々の中、

その方から

【クラリセージとローズ、いいよ】

と 教えてもらったのである。

 

 

ローズは、

周波数が高い。

そんな高価なオイルを身に纏うと

心なしか 所作が優雅になる気がする。

 

 

ただ、、、、、

うちの主人は女性らしいセクシー女性に抵抗している。

私がローズを纏うと、

ほかのオイルだと何も言わないのに、

『くさいな。』

っと ぼそっと通りすがりにこぼす。

 

 

でも、私はめげない!

使い続けることで、

主人の猛々しいヤマト魂に火をつけるのである!

 

 

けい、負けない!!!!